愛染院と向かい合わせにある真言宗・東福院の入り口の右手に「豆腐地蔵」が立っている。全高一〇七センチメートルの石の地蔵である。 豆腐地蔵の名の由来には、次のような伝承があります。
昔この付近に、よこしまな心をもった豆腐屋がいました。毎晩豆腐を買いにくる坊さんがいたが、豆腐屋が代金を竹筒に入れておくと、翌朝これがシキミの葉になっています。さては、狐か狸が坊さんに化けていたずらをしているのであろうと考え、こらしめに手を切ってしまいました。豆腐屋が血痕を追ってみると、東福院の門内に入って、この地蔵のところまで続いています。豆腐屋は坊さんの正体が地蔵であると知って後悔し、それからは心を入れ替えて正直な商売をしたということです。
郵便番号 | 〒160-0011 |
住所 | 東京都新宿区若葉2-2 |
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