『水道碑記』は、新宿通りの新宿区四谷区民センター内にある東京都指定文化財です。
ここは、江戸時代に玉川上水の水量や水質を管理した水番所のあったところ。それを記念して、明治28年(1895年)に石碑が建てられました。高さは4.6メートルにもおよぶ大碑で、碑文は漢文です。玉川上水建設の理由や、請け負った玉川兄弟の事績をたたえた内容が記されています。 玉川上水はここで水量を調整され、地下へともぐり、石樋や木樋で城下へと配分されました。主として江戸の西南部の飲料水として使用されており、明治以降も近代水道設備に衣がえしながら使用され続けてきました。地下鉄工事などで出土した石樋や木樋が新宿歴史博物館に保存されています。
郵便番号 | 〒160-0014 |
住所 | 東京都新宿区内藤町87 四谷区民ホール |
最寄駅・アクセス |
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