【太宗寺(布袋尊)】
正式には、『霞関山本覚院太宗寺』という浄土宗の寺院。僧・太宗が開いた草庵『太宗庵』が前身で、慶長元年(1596年)頃にさかのぼります。内藤家五代目の正勝が寛永6年(1629年)に没し、太宗寺へ埋葬され、以後歴代の墓所になりました。
宿場である内藤新宿の中にあったことから、多数の参詣者があり、門前町も発展しました。明治以降も新宿の発展とともに境内が整備されましたが、昭和20年の東京大空襲で火災に遭い、大きな被害を受けました。
【新宿ミニ博物館 ~ 太宗寺の文化財】
境内には江戸六地蔵のひとつである『銅造地蔵菩薩坐像』(都指定有形文化財)のほか、『閻魔像』、『奪衣婆像』、『内藤家墓所』、『切支丹灯籠』『内藤家墓地出土品』(五点は新宿区指定有形文化財)などが見学できます。
【新宿山ノ手七福神(布袋尊)】
太宗寺は豊かな暮らしと円満な家庭の守護神、布袋尊を祀っています。
布袋和尚は中国出身の禅僧。実在した人物です。常に布の袋を背負い、この中に福財が、入っていたといわれています。
笑顔を浮かべた円満な容姿をしており親しまれています。
◇新宿で年中福集め 新宿山ノ手七福神めぐり (布袋尊)
郵便番号 | 〒160-0022 |
住所 | 東京都新宿区新宿2-9-2 |
最寄駅・アクセス |
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電話番号 | 03-3356-7731 |