江戸幕府の発展とともに、人々の着物は小紋染めや更紗染めなどが定着し、それとともに染色業者が多数登場しました。良質の水が豊富な神田や浅草に住居を定めましたが、明治以後は水の汚れが進み、染色に適した水を求めて次第に神田川の清流をさかのぼり、江戸川橋へ、落合へと移転。これ以後、神田川流域には染色とその関連業者が多数集まり、新宿の地において発展しました。現在では新都心・新宿の数少ない地場産業として伝統の技を継承しています。
『東京染ものがたり博物館』では、東京染小紋と江戸更紗を中心に、染色の技法や作品を語り継ぎ、粋でモダンな感覚を織り込んだ工房活動を紹介しています。貴重な伝統工芸を未来に語り伝える努力が行われています。
郵便番号 | 〒169-0051 |
住所 | 東京都新宿区西早稲田3-6-14 |
最寄駅・アクセス |
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電話番号 | 03-3987-0701 |
FAX番号 | 03-3980-2519 |
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