おすすめスポット

西迎寺　阿弥陀如来坐像

浄土宗･西迎寺ははじめ江戸城中の紅葉山にありましたが、寛永12年(1635)に現在の地に移りました。

境内には銅造の阿弥陀如来座像(区指定有形文化財)があり、露座のため多少損傷していますが、優美な姿をとどめています。この像は幕臣、伏見勘七郎為智が父の供養のため、元禄7年(1694)に造立したものです。作者は当時、名鋳物師といわれた椎名伊予守良寛です。また隣接の墓地には、江戸時代初期の五輪塔をはじめとした、古い石造品が多いです。