江戸時代中期の和算家、関孝和は通称を新助といい、自由亭という号をもっていました。寛永19年(1642年)、上野国(群馬県)に生まれました。幕府に使え、勘定吟味役や御納戸組頭をつとめました。また、高原吉種に学び、従来の天元術の算木を使う方法から未知数を文字で表し、筆算になおして方程式を解く方法を発見しました。これを「帰源整法」といいます。そのほか、筆算代数学、行列式論、正多角形理論などの分野を開拓し、和算の進展に大きな貢献をしました。そして多くの弟子をもち、「関流算法の祖」と仰がれました。
宝永5年(1708年)に没し、翌6年「関先生の墓」の記念碑が建てられました。現在の碑は復元されたものです。
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