放生寺は江戸時代(寛永十八年頃)に、現在も隣に位置する「穴八幡宮」の別当寺として開創されました。当時境内には湧き水をためた放生池があり、毎年の「放生会」の日は多くの参詣客でにぎわったといいます。その後も放生寺に引き継がれてきましたが、1920年代に池は埋められて戦争のため中止に。
40年近く経ってから再開され、現在は毎年10月10日に行われています。本堂での法要後、鯉の稚魚を本堂脇の池へと放魚しています。
穴八幡宮と同寺の境目にあたる崖には、阿弥陀如来像出現の伝説のあるほら穴があったと言われています。このほら穴は、江戸城に続いており、万一のときにはこの穴を通って城外へ脱出するためのものだという言い伝えが残されています。
郵便番号 | 〒162-0051 |
住所 | 東京都新宿区西早稲田2-1-14 |
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