『成子地蔵』は、享保12年(1727年)勝厭という道心者が、回国巡礼を終えた帰路に建てたものといわれています。もとは四尺九寸(約148.5cm)の石像でしたが、第二次世界大戦の戦災に遭い、新たに建てられました。
由来については、子煩悩な父親がわが子を誤って殺してしまった末、自殺を遂げたという哀れな伝説も残されています。
付近にある「成子坂」は、天正年間(1573~92年)、常円寺の創建に助力した源左衛門が往来にむしろを張り、にごり酒などを置いて商いをして、合図に「鳴子」を取りつけたことから、もとは「鳴子坂」でした。やがて、享保年間(1716~36年)に地蔵が建てられてからは、「地蔵坂」とも呼ばれるようになりました。
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