「三代目歌右衛門九変化屏風」寄託資料
早稲田大学演劇博物館「2024年新収蔵品展」では、エンパク(早稲田大学演劇博物館)が誇る膨大なコレクションの中でも、近年、新たに加わった珠玉のラインナップがご覧いただけます。
新たにエンパクの顔となった初代歌川豊国筆「九変化図屏風」は、やわらかで繊細な筆致で描かれた三代目中村歌右衛門と、大田南畝の狂歌が書かれた贅沢な六曲一双屏風です。会期後半では、新澤由貴画「出雲阿国、人形振」、田中不染の絵看板が展示されます。
また、新たにご遺族よりご寄贈された、若くしてプロレタリア演劇の中心的存在となり、ロシア、メキシコで演劇の発展に尽くした佐野碩の記録類や写真の展示や、久米明が書き留めた日記類や劇団運営ノート、ボーイズものの創始者である川田晴久のギターなどが展示されます。
演劇研究に多大なる貢献をした本学名誉教授である鳥越文藏・内山美樹子・竹本幹夫旧蔵の浄瑠璃本や謡本も展示される予定です。
多様な広がりを見せる芸能の世界を、様々な貴重な資料とともにご覧いただける機会となっています。
歌川国芳「当ル奉納願お賀久面」
内山美樹子旧蔵浄瑠璃本
佐野碩関連資料
久米明旧蔵資料
川田晴久旧蔵資料
前期 2024年3月25日(月)- 4月21日(日)
後期 2024年4月25日(木)- 5月26日(日)
会期中の休館日:4月3日(水)、17日(水)、5月3日(金)〜6日(日)
※4月22日(月)〜24日(水)は展示替えの為、閉室となります
10:00~17:00
※火曜日、金曜日は19:00まで
無料
早稲田大学演劇博物館 1階 特別展示室
〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1
・JR山手線・西武新宿線「高田馬場」駅(早稲田口)から都営バス「早大正門」行 終点下車徒歩2分
・地下鉄東京メトロ東西線「早稲田」駅下車、徒歩約7分
・都電荒川線「早稲田」駅下車、徒歩約5分
早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点
早稲田大学演劇博物館事務所(6号館2階)
窓口:平日 10:00~16:00
電話: 03-5286-1829(平日9:00~17:00)
FAX: 03-5273-4398
mail:enpaku@list.waseda.jp
〈関連ページ〉