さんぽ絵図
内藤新宿とは
大木戸とは、江戸時代に都市の出入り口に設置された簡易的な関所のこと。この碑は1959年に地下鉄丸ノ内線の工事で出土した玉川上水の石樋を利用して造られた記念碑で、実際の四谷大木戸は現在の四谷四丁目交差点の場所にありました。
新宿御苑の敷地は、1590年に徳川家康が家臣・内藤清成に授けた屋敷地の一部で、内藤家の江戸屋敷がルーツと言えます。1906年に皇室庭園として誕生。現在は一般公開され、四季折々の植物や特色あふれる庭園が楽しめます。
写真提供「環境省新宿御苑管理事務所」
正式名は霞関山本覚院太宗寺で、創建は1596年頃までさかのぼります。内藤家の菩提寺であり、内藤家の墓所があります。ほかにも江戸時代から信仰を集めた閻魔大王像や奪衣婆像など、様々な文化財を見ることができます。
1594年創建の浄土宗の寺で、江戸時代には内藤新宿の飯盛女(遊女)が亡くなると成覚寺に葬られたことら、「投げ込み寺」とも呼ばれていました。境内には飯盛女たちの共同墓があり、「子供合埋碑」という供養塔も建てられています。
もとは江戸幕府初期の重臣・内藤清成の邸内社で、新宿御苑成り立ちの伝承「駿馬伝説」の名残が感じられる神社。徳川家康より拝領した現在の新宿御苑一帯に江戸屋敷を設け、藤原鎌足の分霊を勧請し祀ったことが始まりと言われています。
江戸時代から現代までの消防の歴史に触れながら、防火や防災について学べます。5 階の「江戸の火消し」フロアでは、江戸時代の錦絵や瓦版、古文書や消火道具など、消防のはじまりともいえる火消しの資料が展示されています。
古代から近現代まで、新宿の移り変わりを紹介。常設展では、江戸市中の武家屋敷・町屋、近郊の農村など、さまざまな特徴をもつ新宿地域の歴史と生活文化を知ることができます。内藤新宿の様子を再現した模型は必見です。
弘法大師が関東を巡り歩いたときに麻布に善福寺を開き、愛染院はその奥之院と伝えられています。1634年に現在の地に移転しました。内藤新宿生みの親とも言われている、内藤新宿の開設を計画した高松喜六の墓標が建立されています。
ご紹介スポット
新宿御苑は広さ58.3ha、周囲3.5kmで、園内には風景式庭園、整形式庭園、日本庭園が巧みに組み合わされています。明治を代表する近代西…
【太宗寺(布袋尊)】 正式には、『霞関山本覚院太宗寺』という浄土宗の寺院。僧・太宗が開いた草庵『太宗庵』が前身で、慶長元年(1596年…
もと麹町貝塚にあった『愛染院』は、江戸城の拡張工事のため、寛永11年(1634年)、この地に移りました。新宿区指定史跡の『高松喜六の墓』…
区内の歴史や文化の拠点として設置された歴史系の総合博物館。 明治以降の急激な都市化、戦災、そして復興と目まぐるしい歴史の変転にもかかわ…
消防の歴史や装備などを集めた博物館。手引きポンプ、はしご車、消防ヘリなどが展示され、江戸時代から現代までの消防の歩みが楽しく学べます。…
正式名『十劫山無量寿院成覚寺』の浄土宗寺院。境内には、幕末の戯作者で「金々先生栄花夢」や「鸚鵡返文武二道」など、当時の世…
内藤新宿の鎮守。江戸時代以前に大和国吉野山より勧請した稲荷社。もとは新宿3丁目交差点付近にありましたが、寛永年間(1624~44年)に現…
文明堂東京は1900年創業の老舗和洋菓子専門店です。
浄土宗・西念寺は、文禄2年(1593年)に服部半蔵が創建した寺です。当初は麹町清水谷にあり、寛永11年(1634年)の江戸城の拡張工事に…
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