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都内約200軒のレストランやホテルにパンを卸すパン工房。併設の直売所では、有名店で提供されるパンを手ごろな価格で購入できる。なかでも人気の「バゲット」は、小麦粉、塩、水のみを使用する無添加製法。低温でじっくり発酵させることで、外はパリッと香ばしく、中はもっちりとした食感に。大ぶりのベーコンが入った「ベーコンエピ」は、歯切れの良いハードパンとカリカリベーコンの歯ごたえが相性◎。売り切れ必至のため、午前中がねらい目だ。
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「新宿plus」vol.21 掲載記事(2025年9月発行)




都内約200軒のレストランやホテルにパンを卸すパン工房。併設の直売所では、有名店で提供されるパンを手ごろな価格で購入できる。なかでも人気の「バゲット」は、小麦粉、塩、水のみを使用する無添加製法。低温でじっくり発酵させることで、外はパリッと香ばしく、中はもっちりとした食感に。大ぶりのベーコンが入った「ベーコンエピ」は、歯切れの良いハードパンとカリカリベーコンの歯ごたえが相性◎。売り切れ必至のため、午前中がねらい目だ。




赤い屋根と小鳥のマークが目印の、夫婦で営む街のパン屋さん。成形や焼き上がりの美しさにこだわって作られた、やわらかくてどこか懐かしいパンが多くならぶ。看板商品は、ふわふわのコッペパンに、北海道産じゃがいもを使い店内で揚げたサクサクのコロッケとキャベツを挟んだ「あの頃のコロッケパン」。マヨネーズと甘い中濃ソースの味付けで、老若男女に親しまれている。菓子パンのなかで人気なのは、ツイストドーナツの「ねじねじパン」。砂糖、きなこ、シナモンの3種類があり、シンプルな甘さとふんわり食感の、昔ながらのおいしさだ。




神楽坂の路地裏に佇むパティスリー&ブーランジェリー。フランス出身のパティスリーシェフがつくる美しいケーキや焼き菓子が並ぶなか、フランスの伝統技術でつくられたパンもまた、多くのファンを魅了している。人気の「クロワッサン(フランボワーズ・ピスタチオ)」は、本場の味を忠実に再現するために、フランス産バターをふんだんに練り込んだ一品。サクサクとした生地の層の中にしっとりとした食感が楽しめる。風味が爽やかなフランボワーズや甘みのあるピスタチオの濃厚なクリームがたっぷり入っていて、食べ応えも十分。






「きなこバターパン(260円)」は、とろっとしたきなこバターを包んだ甘いもの好きにはたまらないパン。きなこバターが冷めるとシャリッとした食感に変化し、二通りの味わい方を楽しめる。
セルフで楽しめるドリンクバー
1935(昭和10)年創業の旅館・栄進館が「朝食用に出しているパンを地域の方にも楽しんでもらいたい」と開いたお店。館内のロビー脇にある特設スペースで、宿泊者でなくても購入できる。名物の「きなこバターパン」は米粉入りのもっちりとした生地で、有機きなこと北海道産生乳バターを包んだ一品。全国の催事では毎日完売するほど人気だ。そのほかにも、季節の野菜を使った惣菜パンなど数種類。店内のイートインスペースでは、コーヒーなどのドリンクとともにくつろぎながら味わえる。





タピオカ粉入りの甘めの生地に、本格キーマカレーがぎっしりと詰まった「もちもちキーマ(420円)」。スパイスの風味がガツンとくる辛口仕上げで、大人好みの味わい。/チャイ比べセット(1,150円)
クミンやカルダモンなどのスパイスをふんだんに使用
インドのスパイスに魅了された店主がオープンしたカレーパン専門店。カレーパンに使用するのは、無添加にこだわって、たくさんの具材と約10種のスパイスを煮込んだ本格インドカレー。常時あるのはキーマカレーパンだが、ほうれん草カレーパンなど季節ごとのオリジナルカレーパンも必見。外はサクッと、中はモッチリの揚げたてカレーパンを味わおう。ホールスパイスと自家製の粗挽きスパイスをじっくり煮出したお店オリジナルのチャイもおすすめだ。

新宿区神楽坂3-2-33 芸者新道 Rosy
| 営業時間: | 水・木 11:30~17:30(テイクアウトのみ) 金・土・日 11:30~18:30(イートイン・テイクアウト) |
|---|---|
| 支払い方法: | クレジットカード・PayPayのみ |
| 休業日: | 月・火 |
| 座席数: | 4席 |
全席禁煙




人気の「ミルクフランス(300円)」は、ハード系のフランスパン生地に、自家製の練乳クリームをたっぷり挟んだ一品。パンに切り込みが入っているのは、食べやすいようにという店主の配慮。/ドリンク飲み放題(単品 432円、パンセット 378円)

「家族みんなで過ごせる場所に」との思いから、大人から子どもまで楽しめるパンを提供するベーカリーカフェ。ハードパンやソフトなタイプなど常時50~60種類が並ぶ。使用する素材は100%国産小麦や北海道産の乳製品などを厳選。パンの生地は、甘みと発酵の香ばしさが際立ち、口に入れるとやさしい風味が広がる。昼時にはオープンサンドやハンバーガーなどが人気。店先のテラス席では、焼きたてパンとコーヒーを味わいながら、ゆったりとしたひとときを過ごせるのも魅力だ。





季節の野菜がたっぷり入った日替わりサンド「粒マスタードソースしっとり大山鶏チーズグリル野菜サンド(600円)」。バゲットのハードな食感と、ボリュームたっぷりの具材で大満足

肉の旨味を存分に味わえるサンドイッチ店。ジューシーなチキンや厚切りローストビーフに、新鮮な野菜を添え、香ばしい自家製パンやフォカッチャで挟んだサンドイッチは、ボリュームと満足感で、思わず笑顔になる。自家製パンは噛むほどに香りが広がり、具材との一体感も絶妙。ショーケースには日替わりのサンドや総菜パン、菓子パンも並ぶ。パンを選ぶところから、会計まですべてセルフ方式なのも新鮮。がっつり派のランチにもおすすめの一軒だ。

新宿のパンの歴史を語るとき、はずせないのがカレーで知られている新宿中村屋。明治時代、創業者夫妻は初めて口にしたシュークリームに衝撃を受け、新しい菓子パンを思い付いた。そうして誕生したのが、カスタードクリームをたっぷり詰め込んだ日本初のクリームパン。「日本三大菓子パン」の一つとして知られるようになり、120年以上経った今もそのやさしい甘さは新宿で受け継がれている。


新宿plus vol.21 2025年9月発行
Shinjuku Gourmet
新宿で見つけた!とっておきのパン