新宿の魅力

Shinjuku Gourmet 多国籍な新宿で味わう 世界グルメ旅 Shinjuku Gourmet 多国籍な新宿で味わう 世界グルメ旅 「新宿plus」vol.20 掲載記事(2025年3月発行)

さまざまな国の人々が集う、国際色豊かな街・新宿。 街を歩けば異国の香りと活気あふれるお店の数々。 扉を開くと、そこには笑顔とともに、本場の味が待っている。 さあ、新宿発のおいしい世界グルメ旅へ出発しよう!

世界地図

ミャンマー シャンカウスェ

高田馬場

ノング インレイ

発酵高菜や調味料を加えて、味の変化も楽しめる「シャンカウスェ」990円/苦みのある味わいが特徴の「ミャンマー茶」660円

スタッフ スティップさん
シャン州の味わいと異国の香り

高田馬場駅から徒歩1分の雑居ビルにある、老舗のミャンマー料理店。ミャンマー北部を中心に暮らすシャン民族の食文化にふれられる、日本でも数少ない場所だ。1997(平成9)年の開業以来、シャン州出身者も多く訪れる。店内は、ミャンマー語が飛び交い、現地さながらの雰囲気。名物の「シャンカウスェ」は、もちもちとした米麺に、丸鶏のあっさりとしたスープが絡み、ナッツやパクチーがアクセントとなっている。スタッフのスティップさんは「シャンカウスェは、家族団らんや親しい人と囲む食卓に欠かせない料理」と話す。また、同店では昆虫食も提供しており、珍しい食体験もできる。同ビル4階には、系列店のミャンマー食材が買えるお店やカフェも。

新宿区高田馬場2-19-7 1F

☎ 03-5273-5774

営業時間: 11:30~23:30(L.O. 23:00)
休業日: 不定休

全席禁煙

  • リトル・ヤンゴン ~高田馬場~

    リトル・ヤンゴンと呼ばれる高田馬場。経済自由化をきっかけに1990年代に多くのミャンマー人が中井エリアに移住し、その後高田馬場で飲食店や食材店を開業。現在は駅周辺に10軒以上のミャンマー関連の店が並ぶ。

  • 高田馬場から始まった「ベトナム」の味

    多国籍な高田馬場には、ベトナム料理店も多く立ち並ぶ。1990年代以降、高田馬場にベトナムの若者が多く暮らすようになった。ともに持ち込まれたベトナム料理が街に根付き、日本初のバインミー専門店の誕生を機に全国へ広がった。

フランス リヨン風クネル

神楽坂

ルグドゥノム ブション リヨネ

昼・夜のコース料理のメイン料理(肉/魚)として選ぶことができる「リヨン風クネルモリセットゥおばあさんスタイル ナンチュアソース」/グラスワイン(白)1,210円~

オーナーシェフ ポコさん
洗練された空間でリヨンの郷土料理を堪能

フランス南東部に位置するリヨンの郷土料理と、ワインを楽しめるレストラン。リヨン出身のオーナーシェフ、ポコ・クリストフさんが2007(平成19)年、「日本で初めてリヨン人によるブションを開きたい」と神楽坂に店を構えた。リヨンの家庭で古くから親しまれているクネルは、川魚のすり身で作られた、ふわふわで軽い食感が特徴の一品。同店の名物「リヨン風クネル」は、カワカマスを使っている。伝統的にはザリガニを使ったソースをかけて味わうが、同店ではバターライスを敷いた上にクネルを乗せ、オマールエビをベースにした濃厚なソースで仕上げる。100日舞茸とサクラエビのクリスプが楽しい食感だ。神楽坂で長年愛されるリヨン料理を、ぜひ味わってみては。

※ブションとは、リヨンの郷土料理を提供するビストロや大衆食堂のこと

新宿区神楽坂4-3-7

☎ 03-6426-1201

営業時間: ランチ 12:00~15:00(L.O. 13:30)/ディナー 18:00~22:30(L.O. 20:30)
休業日: 月・火

全席禁煙

  • プチ・フランス~神楽坂~

    1952(昭和27)年、フランス政府公式のフランス語学校が神楽坂に開校されて以降、多くのフレンチレストランやカフェでにぎわう街に。情緒あふれる路地の石畳も、どこかパリの街並みと重なり、プチ・フランスと呼ばれている。

インド・パキスタン パニプリ

新大久保

シディーク ナショナルマート

スパイシーな味わいで、サクッとした軽い触感の「パニプリ」500円/ふわりと香るバラシロップで作られた爽やかなドリンク「ジャメシリン」300円

シェフ ラビウルさん
スパイス香る、イスラム食材とできたてグルメ

店頭にイートインスペースがある、イスラム横丁でも珍しい食料品店。店内には本場の食材やスパイスをはじめ、スイーツや惣菜が豊富にそろい、故郷の味を求める客で賑わう。イートインスペースでは、ケバブカレーからサンドイッチ、チャイまで幅広いメニューが選べ、できたてを味わえるのも嬉しい。「パニプリ」は、インドの小ぶりな揚げ菓子で、「パニ」は水、「プリ」は揚げて丸く膨らんだ生地のこと。スパイスの効いた冷たいソースを生地の穴に注ぎ、一口で頬張る食べ方も新鮮だ。スタッフのフォルハド・アルムさんは、新宿に出店した理由について「いろいろな文化が集まる新宿なら、私たちの料理も受け入れられると思った」と語る。さまざまな国籍の人々が集まる街で、現地の味を楽しんで。

  • ショーケースには、パキスタンの定番スイーツなどが並ぶ

新宿区百人町2-9-15

☎ 03-5937-4037

営業時間: 11:00~22:30
休業日: 不定休

全席禁煙

  • イスラム横丁~新大久保~

    新大久保駅から徒歩約1分。大久保通りから道を一本入ると、「イスラム横丁」と呼ばれる一角が広がる。ハラルフードの専門店が立ち並び、パキスタン、バングラデシュ、インド、ネパールなど、南アジアや中東を中心とした国々の食材がそろい、異国情緒あふれる空気が漂う。

ジョージア・ウクライナ・ロシア パニプリ

新宿駅周辺

スンガリー 新宿東口本店

メニュー名はジョージアのシュクメルリ村に由来する「シュクメルリ」2,270円/ストレートティーにジャムをあわせて味わう「ロシアンティー(バラの花びらのジャム、グリオットジャムを添えて)」748円

マダム 加藤暁子さん
ロシア文化香る老舗で異国情緒に浸る

ロシア文化が色濃く根付いていた満州。創業者・加藤幸四郎氏は、戦時中に満州のハルビンで暮らし、帰国後、ハルビンで出会ったロシア、ウクライナ、ジョージアの料理を日本に広めたいとの思いから、1957(昭和32)年、最初の店をオープンした。
「シュクメルリ」は、ジョージアを代表する伝統料理。ニンニクとスパイスが香るクリームソースで骨付き鶏モモ肉をじっくり煮込み、コク深くまろやかな味わいに仕上げる。「料理を楽しみながら、歴史や文化も感じてほしい」と語るのは、マダムの加藤暁子さん。その土地の風を感じながら味わうひとときは、きっと心に残るだろう。

新宿区歌舞伎町2-45-6 B1F

☎ 050-5872-6300

営業時間: 月~木・日 17:00~22:00(L.O. 21:00)/金・土・祝前 17:00~22:30(L.O. 21:30)
休業日: 年末年始

全席禁煙

ナイジェリア アカラ

新宿駅周辺

エソギエ

香ばしい風味の「アカラ」1,100円/青唐辛子でピリ辛な味わいの「スヤ」880円/ラッキーさんが漬けたエソギエオリジナルの「オゴゴロ」990円

オーナー ラッキーさん
隠れ家バーで楽しむナイジェリアの味

バーカウンターや壁面に、ナイジェリアの絵画や装飾品が並び、エキゾチックな雰囲気を感じるアフリカンバー。オーナーのラッキーさんはナイジェリア出身で、独自のコンセプトを持つ店が集まる新宿三丁目の魅力に惹かれ、21年前にお店をオープンした。おすすめのおつまみは、ナイジェリアの屋台料理「アカラ(すりつぶした豆を団子状にして揚げた料理)」と「スヤ(焼いた羊肉をピーナッツ由来のピリ辛パウダーや生玉ねぎと食べる料理)」。現地では、軽食として日常的に親しまれている。ジンベースの酒に木の皮を漬け込んだナイジェリアの地酒「オゴゴロ」は、爽快な味わいと木の香りが楽しめると人気だ。ラッキーさんは「食を通じて、ナイジェリアの文化を感じてもらえたら嬉しいです」と笑顔で語る。

新宿区新宿3-11-2 村木ビル 3F

☎ 03-3353-3334

営業時間: 17:30~23:30(L.O. 23:00)
休業日: 月(祝日の場合は営業、翌日休み)

全席禁煙

ブラジル フェイジョアーダ

四谷

サッシペレレ

豆の甘みと肉のうまみが絶妙な「フェイジョアーダ」は週末限定の「マリアランチ(1,430円)」で味わえる/さっぱりとした清涼感が残る「カイピリーニャ」990円

スタッフ パトリシアさん
本場ブラジル料理と音楽を間近で体験

1972(昭和47)年創業の、日本初といわれるブラジル料理と音楽が楽しめる店。ボサノバ歌手・小野リサさんの父が開き、現在は妹の小野里笑さんが店主を務めている。名物は、黒インゲン豆や肉、ニンニクをじっくり煮込んだ「フェイジョアーダ」。現地では、午後が休みになる水曜日と土曜日のランチに食べる習慣があるという。おすすめのカクテル「カイピリーニャ」は、ブラジルの代表的な蒸留酒「カシャッサ」を使ったカクテルでライムの爽やかな酸味。カシャッサの深い風味が調和する一杯だ。平日夜と週末にはサンバやボサノバの生演奏が行われ、まるで異国にいるかのよう。舌と耳で本場の味と文化を堪能してみては。

新宿区四谷本塩町4-40 光丘四谷ビルB1

☎ 03-3353-7521

営業時間:

土・日 11:30~16:00(ランチのみ営業)

※スペシャルライブ時のみ下記営業(不定期)
月~日 18:00~23:00(貸切は平日のみ)

休業日: 不定休

全席禁煙

モンゴル ホルホグ

大久保

モリンホール屋

羊肉が驚くほど柔らかくホロホロの「ホルホグ」4,708円/羊や牛の肉を生地で包み、油で揚げる「ホーシュル」418円/モンゴルの伝統的な塩入りミルクティー「ステーツァイ」308円

スタッフ ウラナーさんモンゴルの民族衣装「デール」の試着ができる
ゲルの下で味わう、モンゴルの伝統料理

移動式住居「ゲル」を模したドーム状の天井が印象的なモンゴル料理店。モンゴル出身の2代目店主、デゲシ・シャルガルさんが営む。靴を脱いで座るモンゴルの伝統的なスタイルが採用されており、まるで家庭に招かれたような感覚を味わえる。名物の「ホルホグ」は、遊牧民が自然の恵みを大切にしていた時代から受け継がれる料理。羊肉と野菜を熱した石で蒸し焼きにし、味付けは塩のみ。「食材に無駄がなく、その土地でとれるものを使うというモンゴル人の文化が反映されています」とデゲシさんは語る。不定期だが、馬頭琴(モリンホール)の生演奏イベントが開かれることも。モンゴルの空気を感じられる店内で、旅気分を味わってみてはいかがだろうか。

新宿区歌舞伎町2-41-3 2F

☎ 03-6302-1865

営業時間: 17:00~23:00
休業日: なし

全席禁煙

世界に思いを馳せながら現地の味を体験

JICA地球ひろばの館内にあるカフェ「J'scafe」では、世界の郷土料理が日替わりで食べられる「大使館お墨付きメニュー」や、代金の一部が発展途上国で飲食代として寄付される「TFT(TableforTwo)セット」など、世界各国の料理が味わえる。世界が直面する課題について学べる体験施設「JICA地球ひろば」で、世界の今にふれながら、食と学びを楽しんで。

※月により、「大使館お墨付きメニュー」または「TFTセット」のいずれかを提供

サバーニハ・ワルウルズ(シリア料理)

JICA地球ひろば J's Cafe

新宿区市谷本村町10-5 JICA市ヶ谷ビル 2F

☎ 03-3269-2911

営業時間: 11:30~14:00
休業日: 土・日・祝、その他(年末年始12月29日から1月3日まで、貸し切り営業等)

全席禁煙

サバーニハ・ワルウルズ(シリア料理)

新宿plus vol.20 2025年3月発行

Shinjuku Gourmet
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