2月23日(金)~25日(日)の3日間に渡って開催された「染の小道2024」にブース出展しました。
「染の小道」は、“染の街、落合・中井を盛り上げよう”と集まった地域内外の人々のつながりを中心に、住民、商店、染色業、学校、区施設の連携により企画・運営をされているイベントです。
昭和初期~30年代まで、東京の神田川・妙正寺川流域には300軒を超える染色関連業が集積し、京都・金沢に並ぶ三大産地として知られていました。いまでも「落合・中井」界隈には、その技術を受け継ぎ、新しい染色を提案する職人・作家たちが集まっています。
「染の小道」では、妙正寺川の川面に反物を架け渡す「川のギャラリー」、商店街店舗の軒先に作家が制作した”のれん”を展示する「道のギャラリー」に加え、染色体験ができるワークショップや、染色職人によるプレゼンテーションやトークが楽しめる「染のがっこう」、「音の小道」など様々なプログラムが開催され、3日間にわたり染め物が中井の街を彩りました。
また、観光案内ブースでは、新宿区の地場産業である「染色」の職人さんが製作された振袖を着用し、観光案内をしました。*2/24(土)のみ
写真の振袖は、「モダン紅型 おかめ工房」の山本加代子さんの作品です。
初日と最終日は雨や雪が降る天候でしたが、会場には多くの方がおみえになり、訪日観光客の方も多く、観光案内ブースでも英語でご案内する場面もありました。
取材日:2024年2月25日(日)